あれから11年経って。悲しいお別れ。

久しぶりに更新する記事がこんなに悲しいことだなんて

本当に辛いけれど、それでもやはりこのことを記さないと、

心の中のわだかまりは喉に刺さった魚の骨のようにずっと残ってしまうように思うので。

ただ、とりとめも無い内容になってしまうかもしれないけれど。

 

 

クハラ、あなたが遠い場所に旅立ってしまったことで

この世界は少し軽くなってしまったかもしれないけれど、

私の心はまだ重く沈んでいる。

このブログを書くことで、クハラを追悼したい。

そして、クハラに、KARAというグループに、感謝の気持ちを改めて示して、

今の自分の気持ちに一区切りをつけたい。

あまりにも勝手な個人的な理由だけれど。

ただ、そうしないと前に進めない気がして。

 

 

図らずも今日12月4日は、2008年にKARAがミニアルバム2集「Pretty Girl」をリリースした日だ。

そしてこのミニアルバムの活動曲となった「Pretty Girl」こそが、

KARAに出会ったきっかけとなった、とても思い出深い曲。

MVの冒頭に現れる、ヘッドフォンをかけてベッドに寝転ぶクハラの姿の可愛らしさは衝撃的だった。

 

そして、個人的にKARAに関心を持つ最大のきっかけとなったのは、

2008年12月5日のKBSミュージックバンクでの「Pretty Girl」初披露ステージで起きた、

クハラ涙の「アーッ」事件。

当時はまだ今のようにK-POPの情報が日本語で出回っていなくて、

Google翻訳を通して読むことも多かった。

「クハラ」の名前が韓国語の意味である「救え」そのままで出てくるから、

最初の内は混乱したりしたのもいい思い出。

そんな中で、この事件でクハラが1時間もトイレで涙したりしたことや、

それをきっかけに韓国でのネット検索が急上昇したり。

何より、KARA5人のキュートさと、まだ未完成だった拙さと、それをカバーしようとする気持ちに、自分が心惹かれたのは間違いない。

それから、KARAにハマってしまったのだから。

 

あれから11年が経った。

あのあとKARAが日本でデビューして、さらにオリコン1位や紅白出場、全国ツアーや東京ドームでの単独コンサートなど、あんなに人気が出るなんて、当時の自分には全く想像ができなかった。

そして、このブログやTwitterを通して、いろんな方と知り合うことも出来た。

すべてKARAのおかげだ。

 

 

 

 

クハラが自ら命を絶ったことは、あまりにも悲しい。

どうしてその道を選んでしまったのかは、本人にしかわからない。

ただ、残された人たちは、その悲しみと向き合い、生きていかないといけない。

そして、同じような悲しみが起きないように、出来ることを考えていかないといけない。

 

 

そして、クハラが抱えていた悲しみはなんだったのか。

無二の親友だったソルリを失った悲しみは、何事にも代えがたい絶望となってしまったのか。

日本のマスコミの記事では、クハラがKARAの再結成に奔走していたという報道があった。そして、クハラの死後に出てきた記事には、残されたメンバーがKARAの再結成に同意したという話も出てきた。

ただし、どれも正式な発表はないことで、どれもどこまで本当のことかわからない。

もし、KARAが再び集まるなら、きっとそこにクハラの想いは現れてくるだろう。

 

 

ここ最近、改めてKARAの曲を聴いてました。

その中でも、「ラブ・イズ」韓国語版も凄くいい曲なのですが、

日本語版の歌詞がスッと入ってきて泣けてしまいました。。。

 

キミがいたら キミがいたら
どんなことも乗り越えられた
どうすれば私のことを
抱きしめてくれる?
just on my love
過ぎて行く風冷たく
この胸をしめつけて行くよ
そばにいてもう一度