Perfume---いろんな人が語り合っていることが素晴らしい。

YahooのトピックスにPerfumeカテゴリが出来ててびっくり。
1年前からは想像も出来ない状況。

そしてなにより、遅ればせながら、アルバム「GAME」がオリコンウィークリーチャートで1位に!
おめでとう!!!

GAME(DVD付) 【初回限定盤】

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アルバムの素晴らしさは語れば語るほど言葉が陳腐になってしまうと思うので、
もうこれは1人でも多くの人に聞いて欲しいというのがおいらの切実な願い。

そしてはてなを見てもmixiを見てもいろんな人がPerfumeについて語っているのを見て触れて、
すごく素晴らしいことだなあと改めて実感。
こんなにここ最近の音楽シーンでみんながあれこれ(アンチも含めて)語りたい、喋りたい、という
熱を感じる事ってなかったと思う。
それはやっぱりPerfumeが持ってる音楽性や、3人の個性の振り幅の大きさだったり、
この状況に達するまでに3人が歩んできたプロセスがドラマチックだったり、
Perfumeをレコメンドしてるミュージシャンの多彩さだったり、
とにもかくにもいまみんなが寄って集ってPerfumeを消費しようとしているムーブメントがある。
アイドルは消費されることで昇華されるものだから、みんなどんどんPerfumeを語り尽くして欲しい。
けれど僕らがどんなに言葉を尽くしても、きっと彼女たちが歩んできたこの8年間を正確にトレースすることはできないし、
彼女たちの音楽やダンスやMCを再現することはできないと思う。
でもだからこそ語りたいんだと思う。
だって僕らはPerfumeのことが大好きなんだ。それでいいんじゃない?


一連のブログとかを見てると、Perfumeのメンバーの代替可能性を言及してるけど、
それって絶対ありえない。
かしゆかあ〜ちゃん、のっち。
3人の立ち位置と、音楽性の観点で見て、その多様さは面白い。


あ〜ちゃんは、80年代的なアイドルのポジショニングだと思う。
松田聖子的な可愛さを目指してるんじゃないかな。
そして、音楽的には一番POPS志向が強い。aiko好きを公言してるのが象徴的。


のっちは、90年代的なアイドル。
かっこよさ、美しさを目指してる。安室奈美恵的な感じ。
音楽的には極めてROCK志向が強い。そして一番音楽好きだと思う。
QJ77号での「"人知れず面白いアーティスト"とか見つけるのが好き」という発言は印象的。


そしてかしゆかは、00年代的なアイドルと捉えていいかも。
等身大を伝える感じ。ブログのまめな更新ぶりは中川翔子的な感じもありつつ、
その舌っ足らずな喋り方や、時折見せる小悪魔ぶりはまさしく「萌え」と呼んでいいもの。
蜷川実花好きを公言し、自らも湘南や江の島まで出かけて写真を撮るのが好き、っていうのはアーティスト志向の表れ。
音楽的にはクラブ志向が強いと思う。DAISHI DANCEやアルファをお気に入りCDに挙げてたりするのも、他の二人とは違う感じ。


3人の声に違いがあるように、それぞれのパーソナリティーが個性的であるからこそ、
そしてそれが渾然一体となってPerfumeとしての魅力が立ちのぼってくる。


そこに中田ヤスタカ氏が作るサウンドMIKIKO先生のコリオグラフ、関さんの映像。。。
第4のメンバー、もっさんがいることも忘れちゃならない。
多感な時期にいろんな音楽を聴かせてあげたことは、3人の音楽的素養を育てたことは想像に難くない。
Perfumeを想うとき、そのスタッフワークスも見逃せない。
チームPerfumeなんだ。


かなり散乱な展開の文章になってしまってすみません。
前後の文脈関係なくテキトーに書いてるので。
的外れな部分もあるのは百も承知。


そして最後に、「GAME」を聞いた人はぜひ「CompleteBest」を聞いてください。
これを聞かないとPerfumeの本当の魅力にはたどり着けない。
1曲目の「パーフェクトスター・パーフェクトスタイル」と、
ラストを飾る「wonder2」は名曲です。
そのほかにも、「スウィートドーナッツ」や「ビタミンドロップ」など初期Perfumeの世界観を形成した木の子の詩の世界は独特で、個人的には超好き。このことはまた後日書きます。

Perfume 〜Complete Best〜 (DVD付)

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いいPerfumeが多くの人に届きますように。。。